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社長ブログ

イチローの引退に思う

2019/03/27/Wed

あと一週間で次の年号が発表になり、いよいよ新しい時代に突入する。取り立てて何かが変わる訳でもなく年号が新しくなるわけだが、今回退位を決められたことについては、本当に素晴らしい決断だったと思う。私達は、昭和から平成に変わる時を経験した。

昭和天皇がお亡くなりになられた直後に新年号が決まった訳だが、今回のような明るく希望が見える変わり方は経験していない。報道各社がこぞって新年号の話題を告知しているところが何とも言えない空気感がある。生前即位を決められたからこそ体験できていることであり、そして明るい未来がやってくる予感すら感じてくる。何事にも変化や継承は付き物だ。新年号の元、日本国民、誰もが喜び、発展的で力強い未来を期待する。

そのような中、平成と供に引退を決意したプロ野球選手がいる。これだけで誰だかすぐ分かることだ。シアトルマリナーズのイチロー選手である。先週アメリカのメジャーリーグの開幕戦、シアトルマリナーズ対オークランドスレチックスが東京ドームで2試合開幕戦を行った。イチロー選手は、オープン戦から調子が悪く、スタメン起用が危ぶまれていた。初戦のスタメンをスマホで確認した人は、きっと私だけではないと思う。2試合共途中で退いたが、2試合目は、8回裏の守備に就くまで出場し監督が交代を告げた時、両軍の全選手がイチローの功績を称え喜びを表していた。勿論、東京ドームに詰めかけた5万を超す観客は、総立ちで割れんばかりの声援でイチローの有志を見届けていた。野球中継の最中に何度もアナウンサーから試合終了後会見があることが報道されていたが、それが引退会見とまだ誰も気づいていなかった。

イチロー選手が記者会見場に姿を現したのが11時56分。最初に「今日のゲームを最後に、日本で9年アメリカで19年の現役生活に終止符を打ち、引退することになりました」「最後にこのユニホームを着てこの日を迎えられたことを大変幸せに感じています。」と挨拶がありそこから1時間20分質疑応答が始まった。数々の記録を打ち立てたこと45歳までメジャーリーガーとしてユニホームを着ていること、この事を理解して感想を述べるだけでも私も30分は話せるほどイチローに関心を持ち深く愛するようになったわけだが、その内容よりも心に沁みこむ言葉があったのでそれを紹介しようと思う。

一番響いた言葉です「僕は、人より頑張ることなんでできない。あくまでも秤は自分の中になる。それでも自分なりにその秤を使いながら、自分の限界を見ながらちょっとだけ超えていく、この少しづつの積み重ねがそれでしか自分を越えて行かない」そしてもう一つ「新しい世界に挑戦することは、大変な勇気だと思う。でも成功すると思うからやるのではなく、やりたいと思うえば挑戦すればいい」そして最後に「妻は頑張ってくれました。僕は結局3089本のヒットをアメリカで打ちましたけど、妻が毎試合作ってくれるおにぎりが2800個だったそうで3000個いきたかったみたです。」どれもこれも新鮮かつ深い言葉です。平成を締めくくってくれたイチロー選手。私もそのひとりだが日本人の多くがそう思ったであろう。

そしてまたこの平成を最後に通信館より引退する人がいる。

篠原理香さん22年間ありがとう。

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