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社長ブログ

2017年スローガン 「自分越え」

2017/01/25/Wed

新年明けましておめでとう。今年もいろんな団体の新年会でご挨拶をして来た。毎年のことであるが、1月を迎えると心新たに力が増してくる。30年前にポケットベルの販売代理店としてスタートしたことも漲るパワーと将来の希望を抱きながら猪突猛進、何も振り返る事もなく突き進んできたことを思い出す。昭和62年7月1日、私の実業家人生の出発であった。20周年の時にこのビルを購入し本拠地を構えた。それが9月11日である。30周年の記念行事を毎日のように考えているが、今のところ、7月1日から9月15日の2か月半に渡って色んな行事を実行していこうと考えている。もう少し具現化した後、一番に報告したいと思うのでご期待あれ。
さて、19日通信館恒例の新年会を実施したが、楽しんで頂けただろうか。時間がタイトでゆっくりと和むことは出来なかったと思うが、2次会ではたくさんの笑い声と歓声で私も心地よい気持ちを味逢うことが出来た。今年は30周年のイベントを控えているためソリューションパートナーズのみさなんたちはお呼びせずに開催したが、いつもより少し寂しい気持ちになったのは私だけではなかったかもしれない。その分と言っては語弊があるが、9月の30周年記念パーティーはご期待頂きたいと考えている。
新年会で毎年のことだが今年のスローガンを発表した。2017年のスローガンは、「自分越え」である。私の年当初の挨拶でなぜ自分越えなのか詳しく話したが、再度ここで解説しておく。今年の正月、いつものように箱根駅伝に没頭した。青山学院の3連覇は見事であった。青学の選手達の走りを見ていて本当に驚いた。「何に驚いたか」一年間の練習で培った実力を思う存分発揮する能力が抜群に優れていること。箱根駅伝は東京大手町から箱根芦ノ湖まで10人の選手が往復でタスキを繋ぐ。彼らは毎日の練習の中で常に自分と戦っている。当然10人のメンバーに選ばれることが当面の目標だろう。しかし、彼らは他の選手に勝つことよりも自己新記録を更新することを目標にして戦っている。自分の能力のすべてを出し切ってメンバー発表を迎える。自己新を目指す者の共通点は、「悔いはない」と異口同音誰もが口をそろえて話す。私は、この光景を心から納得する。他人がライバルか自分がライバルかの価値観、これこそが後悔しない結果を生み出すのであろう。そして本番の箱根でも自己新を設定し戦う。これが「自分越え」の原点である。
まずは小さな山から征服すればいい。小さな山を征服することが簡単にできるまで無理せず何回も達成感を味わってほしい。達成する習慣を身に付けることも大切な訓練である。そして少し高い山や険しい山に挑戦していくのである。一度に二つ以上の目標もこなせる様になるかもしれない。最初に挑戦する目標の結果をお互いに反省し評価をもらう事が大事である。「7つの誓い」を有効に使い毎日のチェックを怠らずやってほしい。全スタッフが最初に立てた「自分越え」を達成して頂きたいと心から応援している。
昨日のメールで、人吉が早速、各人の「自分越え」を大きく張り出している様子が送られてきた。頑張れよ。必ず出来るから。

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罪を憎んで人を憎まず

2016/12/24/Sat

あと1週間で今年も終わる。この一年を人それぞれに思い返し評価と反省をしなければならない時期である。私も当然だが社長として如何なものかと問いただしている。社長という職業には、「これでよし」と言うことがない。どこまで行っても「こうすればもっと良くなるとかここを細かく精査すべきだ」と常に反省と評価の連続である。年当初の指針から始まり、進むべき方向性の示唆。特に今後の業界の方向性からして飽和状態と同質化の波の中で勝ち抜くすべを考えなければならないことに、何度もぶち当たりながら「決して諦めない心と誰にも負けない努力」を惜しみなくやり通すことだと痛烈に決断している。だからこそ全体会議で話す時に自信に満ちた話に聞こえているはずである。どうか皆さん、いつも言い続けていることだが、「最後は私が責任を取るから、思う存分持てる力を発揮してほしい」皆さんの一人一人の力があと2割発揮できれば、来る次年度の業績も期待できるものになると確信している。

さて、私は仕事柄たくさんの人と出会い、様々な講演会等で自分磨きのチャンスをいただいている。私が作った通信館の経営理念や行動指針、また7つの誓いやクレドに至ってもそのような出会いや経験から作り上げたものであることは、今までにも話して来たことだが、人としての考え方の中でまだ紹介していない考え方を今回は話してみたいと思う。
通信館を経営して足掛け30年になるが、現在勤めている皆さんの数よりいろんな理由で退社していった人の数ははるかに多い。社会保険の番号で見ると、当然のことだが私が1番である。そして昨年派遣なら正社員になった今若兼之が154番である。つまり、少なくとも154人の正社員がいた訳で、これにファミマのパートさん達やコールセンターのオペレーターさん達を加えると、おそらく220人ほどの人達が通信館に籍を置いたことになる。現在正社員とパート社員の合計が68名なので、実に150人を超える人たちが通信館を辞めていったことになる。この数字が多いか少ないかは別の論議として、結構な人たちが出は入りしていることは歪めない事実である。
本題に戻そう。福沢諭吉の言葉に「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がある。これはご存知と思うが、まさに読んで字のごとく、どんなに悪人でもその罪・その行動・その考え方は憎むべきことだが、人そのものは憎んではならないと言うことだ。先程説明した何かの理由で退社を余儀なくされた元社員の方々も、未だに通信館に遊びに来れない人も中に入る。罪とは言わないまでも不正や義理を欠いた行動等で辞めて行けば当然足が遠のいてしまう。
しかしだ。行動や言動には問題があったとしても、その人そのものは決して憎んだり恨んだり嫌いになったりしてはいけないということである。私は、このような時に必ず思う、思い方をしている。「育てられなかった私の責任だ。もっとやるべきことがあったのではないか」と。そう考えるとその人そのものを非難したり嫌いになったりしないということをある時から出来るようになった。人とは、本当に弱い動物である。そのことを本当に知っているから強く生きようとする。生まれつき強い人など存在しない。人間だからこそ弱さを強さに変えて行けるのである。「行動言動は嫌いでも人は愛す」これがもう一つの考え方である。

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九州学院陸上部おめでとう

2016/12/22/Thu

いよいよあと10日で今年も終わる。12月決算の我社にとっては、全てがラストスパートに時となる。会社にとって、自分自身にとってこの2015年がどんな1年であったか、評価と反省の日々である。決算の数字では、概ね想定内で収まりそうだが、社長としての判断や方向性の示唆、またスタッフへの支持統一など振り返れば反省しきりの1年である。元来社長業とは、「これでよし」ということはないものである。予定通りに事が進んだとしても「もっとこうできたのではないか」と考えてしまう。求められるレベルは、いかなる場面でも高いところに存在するという宿命があると痛感している。

昨日、最終便で出張から帰ってきた。今回は東京で全携協のセミナーがあり、ブロードリーフの専務との食事会があった。19日の土曜日でスケジュールは終わったが、20日の朝7時40分の新幹線に飛び乗り京都まで向かった。目的は、社長ブログを見てくれている人はお解りだろうが、私の母校である九州学院が出場する、全国高校駅伝の観戦のためである。今年のチームは、青山学院に進学した久保田選手のような超高校級の選手こそいないが5000mを14分30秒前後で走る選手が10人ほどいて選手の選考に苦労するほど粒ぞろいのスタッフが揃っていた。私の予想は、1区の出来次第。10位以内で来れば3位以内。15位以内だと8位入賞圏内だった。結果は堂々の2位。それも2時間3分8秒という九学歴代最高記録であった。私は、この瞬間の感動を目の前で共有できたことにこの上ない喜びを感じ無理して朝早くから京都まで足を延ばしたことを本当にうれしく感じていた。

そしてもう一つ、歴史的瞬間に立ち会うことが出来た。66年間続いて来たこの大会で、日本最高記録(大会新記録)が生まれたのだ。以前のタイムは2004年に仙台育英高校が出した2時間1分32秒である。この時専門家は、「この記録は簡単に破ることは出来ないであろう」と豪語していた。確かにもう10年以上は経っているが、その不滅の記録を14秒も短縮したのである。そして世羅高校がゴールテープを切る瞬間に立ち会わせてもらった。何とも心地いい駅伝オタクとしては最高に瞬間であった。それから20秒ほどで九学と倉敷が駅伝ゲートをくぐり競技場内へ入ってきた。どちらが先にゴールしてもおかしくないデットヒートである。ラスト300mで九学の中島が先に出る、250m地点で倉敷がスパートをかける。さらに中島がかわすと150mで再逆転して先にゴールテープを切った。九学のタイムは2時間3分6秒、中々の好タイムである。この記録は、2013年大会や9年10年11年の大会なら優勝している。なんと66回大会でも7番目の記録であった。そして最終7区を任された九州学院の中島君は、7区の区間賞に輝いた。九州学院駅伝チームおめでとう。そして素晴らしい時間をありがとう。

以前、九学の内村前院長と飲んだ時にあえて質問してみた。「駅伝チームには、ケニア人留学生は取らないんですか」すると即座に先生は答えた「私は必要ないと考えている。日本人だけのチームで2位を取ればいい」今回の大会で見事その事を達成してくれた。九州学院の同窓生の誇りと歴史の偉大さが益々高まってくる。100年の歴史を遥かに超す歴史で未だにスポーツ特待生を取らない九州学院の校風と理念に重ねて感謝したい。

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通信館が考えるCX

2016/12/15/Thu

昨日、東京出張から帰社。今回は12月ということもあり結構タイトなスケジュールであったが、いろんな場面でいろんな気づきをした3日間だった。
私は、熊本空港までの移動には、神園交通が運航する「スーパーばんぺいゆ」という熊本空港と八代の駅やホテルを結ぶリムジンバスを使用している。今回も新八代駅から熊本空港まで約50分ノンストップでこのバスを利用した。バスに乗り込むと私の前にいた人が乗車口の一番近いところに座ろうとした。すると運転手が「その席は空けておいてください」とその人へ命令口調で言った。「はい」と言ってその人はすぐ後ろの席に座った。私は、このバスが運行を開始した時から毎月2回は使用している。したがって延べ200回ほどは乗車している。なのに「その席を開けといてくれ」と言われているのを聞いたのは初めてであった。荷物の量が多い時にその場所を荷物置きにしていたことは覚えがある。しかし、見回しても荷物の量はそれほどでもない。通常の置き場で充分である。バスは、空港まで直行なのでこれ以上乗客が増える訳でもない。私は「どうして・・・」と頭を巡らせながら「もしもの事故の時に備えてそうするようになったのかな」と勝手に解釈してこの出来事を忘れることにした。
東京での仕事を済ませ。話は復路の飛行機の中である。いつものように12月号のJALの情報誌に目をやり、最初の植木社長のあいさつ文を読みだす。この文章に非常に興味深いことが載っていた。国内線の乗務員からの提案で始められたそうだが、なんともユニークな取り組みである。それは、CAが自分の故郷や好きな県また思い出の県などから1つを選び、その県が印刷してあるバッチを胸にはめているのだ。植木社長の下りの言葉に、少しでもお客様との共通の話題で飛行中くつろいでいただければ幸いですと書いてあった。私は、即座にCAに目をやった。確かにどのCAも左の胸に赤いバッチをつけていた。よく見ると中の方に書いてある模様が全員違う。「そのバッチ、植木社長のあいさつ文読んだけど」とCAに話しかけてみた。すると、満面の笑みで「わっ、お気づきありがとうございます。」と即答で返された。そして「この中お分りですか?京都府です。」「私は京都出身ではないんですが、京都が大好きでよく行くので」と話してくれた。そして、自分の席に戻られまた笑顔で来てくれた。そして彼女が笑顔で手渡してくれたものは日本航空のシールだった。ほかのCAが横を通るたびに私はそのバッチを指さし広島県・神奈川県とあてて見せた。すると大変喜んでくれ4名のCAからご当地シールをいただいた。
JALの今回の取り組みは、まさにCAスタッフの発案で生まれたCXである。この提案を実行するJALも大した会社である。飛行機の中では、用事もなくCAに話しかけるのは結構勇気がいる。これは、お客だけでなく、CAからも話し辛いであろう。そのきっかけを作ったり、また1時間ほどの時間を有意義に心地よく過ごしていただきたいと心から思う会社やスタッフだからこそできる「仕掛け」である。
私は、熊本空港から新八代までまたスーパーバンペイユに乗った。今回の運転手は、一番前の席を空けてくださいとは言わなかった。CXの確立は、まさしく企業次第である。

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47都道府県の飴があるそうです

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無限の可能性

2016/11/25/Fri

11月23日の妙見祭には、例年に増してたくさんの観覧者やお参りの人達で大変な賑わいを見せていた。ユネスコ世界文化遺産登録間近ということもあり、主催者発表で20万人を超える盛況であった。今回は人吉店の移転先でウラタ不動産の社長ご家族を招待し、桟敷席から神興行列や出し物を見学した。中島町の獅子舞を先頭に4時間を超える行列だが、天候にも恵まれ楽しいひと時を送ることが出来た。ウラタ社長とご家族も大変喜んでいただきご招待した甲斐があったようである。いよいよ12月9日にオープンを控えるauショップ人吉だが、万全の準備とスタッフのチーム力をいかんなく発揮して頂き、大成功のオープニングイベントを期待したい。
今月も後5日ほどで終わるが、総合指標の締め月のため孤軍奮闘の毎日を送っていることであろう。毎回この締め月だけは、auショップのスタッフから逃れたいとみんなが思っているに違いない。どうにかしてほしいと願っても後悔先に立たず、である。何としても最低目標だけはクリアしてもらわないと私も大変困ることになる。最後の最後まで諦めないでとことんやり続けてほしいと切に願望する。
さて、昨日24日に熊本学園大学にて「熊本県産業教育振興会の産学懇談会」に参加してきた。聞きなれない言葉であまり興味もわかないだろうが、解りやすく説明すると、産業(法人事業者・工業・商業・農林水産業)と学(農工商の高校・専門大学)とが連携する団体が高校生や大学生を支援することが目的で作られた会である。その高校生の代表が緩急発表をするのがメインの事業である。解りやすくと言ってもまだ解らないかもしれないが、農業高校・工業高校・商業高校が体験実習や研究開発したものを発表する訳である。
今回の発表で感動した実例を紹介してみたい。阿蘇中央高校(旧阿蘇農業高校)が発表した「イチゴにおける地域資源を活用したオール電化栽培の研究」である。阿蘇中央高校といえば大変申し訳ないが熊本県でもそんなに目立った高校ではない。どちらかといえばレベル的には高いとは言えない高校である。そういう見方がいっぺんに飛んでしまうほど強烈な研究発表であった。端的に言うと、この研究チームは「白いイチゴを開発した」という事。ここまでなら「へー」である。そのイチゴを世界的に有名なクリスチャンディオールが来年から世界をターゲットにスタートする「ディオールフルーツ」に採用されたとの発表であった。会場から感嘆の声が上がった。びっくりである。何度も言うが高校生が作ったイチゴである。ディオールとの専売契約なのだ。会場にいた人は、「そんなことがあるの」と思ったに違いない。私も当然そう思った。
ここで考えてもらいたい。わずか17,8歳の若者が世界を相手に商品開発をした。それも高校の授業の一環でだ。今回の懇談会で一番感じたことは「可能性は無限である」という事。私たち一人一人の可能性はもちろんだが、個々が手をつなぎスクラムを組み一点を見つめて進む力は何十倍にもなる訳である。私たちは、「チーム通信館」である。私たちが求めるもの。私たちが進む道。私たちが目指すところ。それを一つにし、団結すれば必ずや明るい未来が待っているのだ。どうかこの無限の可能性に共感して頂きたいと強く思う。

20161125